中村ハリ灸整骨院

座骨神経痛

症状　右臀部と右大腿部後側の痛み

宮崎市大塚台　６６歳　男性

15年前から右のおしりから右の太ももの後ろの痛みがつらくてたまらない。
いろいろ治療はしてみたけれど、何をやっても多少楽になってもまたすぐに痛みだす。
我慢しなながらタクシーの仕事を続けていたけど、どうしてもつらくて一週間前に仕事を休職して、整形外科に入院することになった。
最近知り合いから聞いてだまされたと思って一度行きなさいと言われてやってきました。
整形ではレントゲンでも骨に異常はないと言われたので、入院して何をするのか不安です。
とりあえず入院するまでの数日でも楽になればと思いやってきました。

患者様のお声

治療の前に痛みが出ている右腰ではなくて左が悪いと言われた。
痛いのは右だから右が悪いと思うけど、１０年以上治療をしてもらってそんなことを
言われたのは初めてでした。
でも実際治療をしたのはほとんど左足の方。
その日の夜不思議に歩きやすくなっているし、２回目の治療後には走ることさえ出来るようになった。
入院する約束をしているけど、どうしよう。せっかく休職したし・・・・保険も・・・

院長から一言

右の臀部から右大腿部外側を流れる胆経という経絡の症状。
問題の中心は左の脊髄神経、その為左の肝経の治療が中心でした。
背部の触診でも右ではなく左第５腰椎と仙骨の間に異常がありました。
この症例は珍しいものではなく、肝経から反対側の胆経に症状を出す事は 結構あります。
やはり痛いところに目を奪われることなく、全体を見通す事を要求された症例でした。